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相場格言(その16)

世の中には、先人の知恵を伝えるさまざまな金言・格言があります。ゴルフにはゴルフの格言が、釣りには釣りの格言があるように、株式投資にも先人達の数知れない取引の中の成功や失敗から生まれた、株式投資をする者にとって示唆に富んだ格言があります。このコーナーではそれら株式投資に関わる格言を集めてみました。

相場は値段の高低にして、その高きを売りその安きを買う

「投資とは値段の高いところで売り、安いところを買う、これが売買の基本だ」という格言。でもこれが、なかなか難しいものです。

損切りを惜しんで望みをつなぎ、後で損を大きくするよりも、早めに小さく損切るほうが遙かにましである。

「見切り千両」と同じ意味の格言。人は常に判断を誤る事もあることをわきまえておく必要があるでしょう。だから相場の動きが自分に不利になった場合は早めに損を止めなければなりません。

大玉を張るを誇りとするなかれ

「資金が豊富であれば、それだけ玉を建てることは容易である。しかし、大玉を手仕舞うことは容易ではない。大玉を張ると自己の重みでつぶれてしまうこともある」という格言。

大衆は常に間違っている

「大衆は錯覚で投資するから常に間違うのです。大衆というものから抜け出さなければ相場での成功は無いだろう」という格言。相場の見通しは、そのときの情勢の変化が相場に大きく反映します。自分の銘柄の上げ、下げに一喜一憂するのではなく、市場の内部要因や外部要因、罫線などを客観的に見て判断することが不可欠だと思います。

凧の糸と相場の金は出しきるな

「手持ち資金は絶えず余裕を残しておかなければならない。粘ろうとしても、金の切れ目が何とやらになってしまわないように」という格言。

辰巳天井

この格言には続きがあり、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまづき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。」「戌亥の借金、辰己で返せ」という格言もあり、戌亥の年は底値になりやすく、辰巳の年は天井になりやすいという経験則からでた格言と言えます。ただ、実際には当てはまる年とそうでない年があり、この格言がぴたりと当てはまるとは言えないようです。

知者は惑(まど)わず、仁者は憂(うれ)えず、勇者は懼(おそ)れず

「道理をわきまえている人は事に当たっても迷わない。情け深い人は天命に安ずるから心配しない。勇気のある人はおそれない。」論語からの引用ですが、相場でもかくありたいものです。でもこんな人いるんでしょうか?

チャートは単なる図であるが、言葉で伝えるよりもわかりやすく物事を示してくれる。

「トレンドラインや天井圏など、言葉で説明するよりチャートで見れば一目瞭然」という格言。「罫線は相場師の杖である」と同じ意味の格言といえる。

天井売らず、底買わず

どうして「天井で売らず」どこで売るのだろうか、「底買わず」底で買わないでどこで買うのだろうか。どこが天井で、どこが底だと判断出来るならば、この時点で売買した方が儲けは大きいでしょう。しかし、天井や底の判断は非常に難しいものであり、ピンポイントで当てられるものではないと思います。常に確認とタイミングを忘れずに…。

順にいては逆を忘れず、逆にいては己を捨てず。

「トレンドについて行っている時でも、常に逆に行くこともあることを忘れずに、また、自分の判断と逆に行っているからと言って自暴自棄にならず、冷静に相場を見ることが大切」という格言。




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